人生100年時代の意味を理解するにはこの本だけ！

人生100年時代の意味を理解するために必要な本はこれだけ。

なぜなら、人生100年時代という言葉を世の中に定着させた本だからです。

そして、この本、実際にベストセラーとして超有名になっています。

このブログでは、その概要と他に合わせて読んでおきたい本を紹介します。

人生100年時代の意味は？：LIFE SHIFT

その必読の書籍はこれ！

LIFH SHIFT　著：リンダ・グラットン

そもそも人生100年時代とは？どうすればいいの？全くわからない？という方に適した本です。
私もこの本でその意味を知りました。私の周り（サラリーマン）でも既に読んだ人が多く、皆一様に、目から鱗が落ちたと騒いでいました。

作者はリンダ・グラットンというロンドンビジネススクールの教授です。
彼女からの一貫したメッセージを要約すると以下のとおりです。

人間の寿命は古の時代から伸び続けており、それは今でも続いている。
近い将来、平均寿命は100年を超える！
100年を充実して生き続けるには、自ら「変化」し続けることが必要。
これまでの人生観は捨てよ！変化を前提に再構築せよ！
そのためには資金以外にも様々な変身資産（ソーシャル・キャピタル等）が重要。

もう少し、特に日本人に重要なポイントを解説します。
私たちの住む日本では、いわゆる３ステージの人生を送る方（特に私と同じ中高年の方）が多いのではないでしょうか？
３ステージ人生とは、①教育、②就職、③老後　です。学んで稼いで使い果たすという３ステージです。
これは、人生100年時代になると破綻する考え方なのです。

では、どう考えればいいのか？それはマルチステージ化と説いています。
人生が従来の３ステージではなく、４ステージだったり、５ステージだったりするのです。最近よく聞く学び直しをして華麗なる転身を試みたり、配偶者に稼いでもらっている間に海外を放浪してみたり・・・。などなど。

そうなると、最も重要なのは、そう！人生の選択肢を増やすことだと気付きます。そのためには、自分が変身していくための様々な資産が必要になります。
この「資金以外の資産」が何なのかについては、短文では誤解を与えてしまうので、実際にお読みになることをお勧めいたします！

LIFE SHIFT と合わせて読みたい

もう一冊。

Think clearly　著：ロルフ・ドベリ

スイスの実業家が書いた本です。
どこかで聞いたような話もあるのですが、人生を充実させるためのヒントが盛りだくさんです。
LIFH SHIFTが人生100年時代の生き方を説いているものだとしたら、Think clearlyは、人生100年時代を幸せに過ごすための心の持ち方を説いている本です。

人生100年時代はこれだけでOK？

実は・・・、それなりに本は読んでみましたが、これらの本以上に目から鱗で示唆に富んだ本はなかったのです。
ただ、具体的な実用本に近い本の中で（特に起業に関して）オススメしたい本がありますので、次にご紹介します。起業に全く興味がなく、人生100年時代でもずっとサラリーマンを選択し続けるという方は読み飛ばしてください。

ちなみに、私はサラリーマンですが、いろいろな場面で役に立つ考え方が多かったです。

起業する際のバイブル : はじめの一歩を踏み出そう

マイケル.E.ガーバーさんという、著名な経営コンサルタント（？）の方が書いた本です。起業本の中ではかなりのベストセラーだそうです。
内容としては、読んでおいて良かったと思います。起業についてというよりも、続く事業とは？拡大できる事業とは？何故、起業は失敗が多いのか？という起業家ではなくても役に立つ情報・教訓が多いです。
また、非常に読みやすい構成で、活字が嫌いな私でも数時間で読めました。
ただし、マク○ナルドを引き合いに出すことが多く、やや汎用的ではないかもしれないですね。
それでも、人生100年時代で働いていく上での示唆に富んでいて、この本は今後も何度か読み返すことになりそうです！

シニア起業向け : 50歳からの起業術

この本は、中野裕哲さんという起業コンサルタントの方が書いた本です。起業に向けての心構えのような抽象的な内容に止まらず、税務や資金調達等のかなり具体的な内容にまで踏み込んでいます。何よりも、具体的な実例をたくさん活用しているのでイメージしやすかったです。

ただ、途中まで読んで思ったのですが、私には時期尚早でした・・・。何故なら、それほどに実務的かつ具体的な内容が豊富だったからです。
とはいえ、たくさんあるメッセージ・教訓の中から、特に頭にとどめておきたいのは「起業前の事前マーケティングが重要」ということです。まぁ当たり前なのですが、それだけ焦って起業を急ぐ人が後を絶たないということなんだと思います。ですので、この先、私が起業する際にはじーーーっくりとマーケティングを行います！

ということで、起業を半年から1年以内にと目論んでいる方は必読だと思います。