【銀行員】変なルール(SDGs編)
元銀行員です。
銀行員には仰天ルールが多数存在します。
今回は、SDGsに関するお話をご紹介します。
これを読めば、銀行員の悲しい性を垣間見ることができ、銀行員のことがいつしか愛おしく感じるようになっているかもしれません。
目次
そもそもSDGsとは?
毎度おなじみのWikipediaにはこう記されています。
持続可能な開発目標(じぞくかのうなかいはつもくひょう、英: Sustainable Development Goals: SDGs(エスディージーズ))とは、持続可能な開発のために国連が定める国際目標で、17の世界的目標、169の達成基準[1]、232の指標がある[2]。2015年9月の国連総会で採択された[1]『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』(Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development) と題する成果文書で示された2030年に向けた具体的行動指針で、2015年までの達成を目指していたミレニアム開発目標 (MDGs: Millennium Development Goals) が継承されている。
引用元:wikipedia
下のマークがシンボルで、最近では若い人たちでもこのマークのバッチを胸に着けている人が増えていますね。
銀行におけるSDGsへの取組み
では、銀行ではSDGsに対してどのような取り組みをしているのでしょうか?
いろいろな銀行のHPを見てみました。
メガバンクから信金まで、必ずと言っていいほど最初のページか少なくとも次のページにはSDGsの単語が出てきます。
頻繁に取り組みとして取り上げられているのが、メガバンクであれば環境や再生可能エネルギー関連の取組みですね。
地銀になると、地方創生の話が多いようです。
とはいえ、具体的な内容はいま一つ伝ってきません。
実際に銀行員はSDGsをどう思っている?
現役銀行員とSDGsについて話してみました。
銀行の業務と言えば、貸金や預金や為替です。
これらの業務とSDGsをどうやって関連付けているのでしょう?
彼らの答えはこうでした。
「大事なのはわかるけど、いまの業務とはむすびつかないです。」
だよね。
銀行員にとってのSDGs
それもそのはず。
SDGsは元々、中長期的な大きな目標です。
それに対して銀行員は毎年毎年のノルマが重要です。
つまり、2030年のゴール達成より今年のノルマ達成が必須なので、ピンとこないのでしょう。
まとめ
いいかがでしょう?
多くの銀行員にとって、SDGsはピンと来ていないようです。
とはいえ、大切な目標であることは皆理解しています。
銀行のノルマ至上主義はサステナビリティの観点から見るとNGなのかもしれませんね。