【銀行員】変なルール(資格編)
元銀行員です。
銀行員には仰天ルールが多数存在します。
今回は、資格に関するルールをご紹介します。
これを読めば、銀行員の悲しい性を垣間見ることができ、銀行員のことがいつしか愛おしく感じるようになっているかもしれません。
目次
銀行員に必要な資格とは?
銀行業務には様々な部署があります。
そして、必要な資格というのも配属された部署によって異なってきます。
とはいえ、銀行員として最低限の知識を得るべく設けられている資格があります。
それが、
です。詳しくはリンク先をご参照ください。
ところが、最近の銀行では業務が多岐に渡るため、このようなオーソドックスな資格が無くとも銀行員として生きていけます。
人よっては、ずっとIT系の部署だったりするので、よほど情報技術者としての資格を取得した方がいい場合もあります。
まあ、IT系の話は極端な例ですが、一般的な銀行員がどのような資格を取得していくのか説明します。
銀行員を目指す人におすすめの資格とは?
多くの銀行では、取得を奨励している資格がいくつかあるようです。
その代表的な資格が以下ではないでしょうか。
- ファイナンシャルプランナー
- 証券アナリスト
- 宅地建物取引士
このあたりであれば、大学で専門的な勉強をしてこなくても、頑張れば取得できます。
銀行員を目指すのであれば、取得しておいた方がいいでしょう。
もしかしたら、宅建士は以外だったかもしれません。
しかしながら、金融と不動産は切っても切り離せない関係なので、これを取得する人は多いですし、銀行からも推奨されます。
他にも公認会計士や中小企業診断士も勿論推奨されていますが、難しいので論外。
最近の傾向としては、情報処理技術者等のIT系の資格取得者が重宝されているようです。
資格は銀行員の出世に影響する?
結論から言うと、影響しないです。
正確に言うと、取得したから出世するというよりは、例えば銀行業務検定を〇個合格しないと昇格できない。等の必要要件にされている場合があるようです。
ですので、入行したら直ぐに要チェックですね。
銀行員は退職するまで資格を取り続ける!?
資格については、別の観点からの説明もしておきます。
実は銀行員は定年退職するまで資格を取得または更新しつづけなければなりません。
そういった意味では、ずっと勉強し続けます。
どういうことかというと、銀行には様々な業務がありますが、中にはその業務を行うために最低限必要な資格があるのです。
例えば、金融商品を販売するために必要な証券外務員とかです。
これらの最低限必要な資格は、昨今のコンプライアンス重視などの波に乗って、ちょくちょく増えています。
そして更新試験も必要だったりします。
正直なところ、普段の業務に無関係な資格をいろいろと取得させられるのでうんざりすることもあります。
ですので、銀行員はずっと勉強し続ける運命なのです(涙)
まとめ
いいかがでしょう?
銀行員は様々な資格が必要です。
銀行でやりたいことが決まっていれば、その分野で必要な資格の取得を強くお勧めします。
そうすることで、その部署への転勤もしやすいでしょうし、周りからの視線も変わります。
一方で、何のために勉強しているのか解らないような資格も取らされるのは銀行員ならではでしょう。