【投資信託】選ぶ際に絶対に必要な3ポイント
金融マンです。
今回は、投資信託を選ぶ際に絶対に必要な3ポイントについて説明します。
と言いつつ、2つ目ぐらいまでは思いつきませんか?
そうです。一つ目はリスクリターンです。
これについては、この記事を参考にしてください。
そして二つ目はコストです。
そして3つ目。
これ、蔑ろにしがちですが、大事です。
それは、運営するファンドマネージャーです!
この記事を読むと、見落としがちなファンドマネージャーの大切さが理解でき、投資信託選びで失敗しなくなります。
目次
ファンドマネージャーのお仕事
【ファンドマネージャーとは】
金融資産を運用する専門家で、ファンドの運用を行う人のことをいいます。これは、投資信託会社や投資顧問会社、信託銀行、保険会社などの運用会社や金融機関に所属し、投資家から集めた資金の「ファンドの運用担当者」のことを指します。
引用元:iFinance
どんな仕事?
エコノミスト等の専門家の意見を参考に、
自分で立てた投資方針に基づいて投資の意思決定をします。
投資を実行して終わり?
いやいや。
日々、マーケット環境を注視しながらポートフォリオが最適かをチェックします。
そして、常にポートフォリオを最適なものに組み替えます。
ファンドマネージャーの重要性
ファンドマネージャーは決められたルール通りに投資を実行すればよい場合と、そうではない場合があります。
前者であれば、機械的にポートフォリオを組みかえればOKです。
しかしながら、後者であれば投資方針に基づいて常にポートフォリオを最適化(最もリスクリターンが良い状態)しなければなりません。
ファンドマネージャーは、自分の投資信託のパフォーマンスが良くなるよう、日々頭を悩ませています。
それでも、約30%の日本株投資信託は日経平均未満のパフォーマンスしか出せないと言われています。
良いファンドマネージャーとは?
では、良いファンドマネージャーとはどんなマネージャーなのでしょうか?
一言でいえば、経験が長いファンドマネージャーです。
理由は以下です。
- 経験が長いということは、ファンドマネージャーとして大きな失敗をしていない証。
- 経験が長いということは、相場観が身についている証。
- 経験が長いということは、雇用している運用会社からも信用されているという証。
しかしながら、日本ではファンドマネージャーについての開示があまり進んでいないようです。
ですので、良いアセットマネージャーが多く在籍しているであろう大手の運用会社の投資信託を選ぶのが吉だと思います。
ファンドマネージャーの運用体制
そしてもう一つ、ファンドマネージャー(運用会社)自体も重要ですが、投資信託を選ぶ際には、その運用体制も調べておきたいところです。
例えば、運用額が大きくなっているにも関わらず、チーム制ではなく少数のファンドマネージャーで運用している投資信託は要注意です。
なぜなら、どんなに優秀なファンドマネージャーでも、運用資産が増えて投資対象も増えてくれば、一人で管理しきれなくなるからです。管理しきれなくなると、ポートフォリオの最適化が困難になってきますよね。
逆に、特定の業種に特化した小型の投資信託であれば、チーム制である必要はないでしょう。
むしろ、その分野に詳しいファンドマネージャーに任せて、ミドルリスクミドルリターンを狙いたいところです。
まとめ
いかがでしょう?
簡単ではありますが、リスクリターンとコストに加えてファンドマネージャー選びも重要であると理解できたのではないでしょうか?
皆さんが投資信託ライフをエンジョイすることを祈っております。