【投資信託】投資信託で絶対にやってはいけない3つのこと

金融マンです。
サラリーマンが投資信託ではやってはいけないことが沢山あります。
ここでは、中でも絶対にやってはいけないことを3つお伝えします。

これを読めば、サラリーマンでも将来は豊かな資産に恵まれるでしょう。

目次

投資信託とは?

【投資信託とは】

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。

引用元:投資信託協会HP

サラリーマンが投資信託を購入したければ、証券会社で購入するのが一般的です。
ネットで証券口座を開設すれば、数多くの投資信託から好みにあったものが選べます。

2020年5月時点で残高は220兆円、投資信託の数は13,000を超えています。

投資信託は長期運用が基本

投資信託の特徴の一つに「長期運用に向いている」というものがあります。

サラリーマン

長期運用って何がいいの?

金融マン

そもそも景気は拡大します。
これは国がそうなるように動くから。
だからこそ長期運用すれば当然利益は出ます。

サラリーマン

もう少し具体的に知りたいです。

金融マン

これでどうかな?
①そもそも長期運用に合った商品設計
②時間的分散でリスク軽減が可能
③複利のパワーを享受できる

複利とは?

時間的な分散効果については別途説明しますが、ここでは特に重要な複利パワーについて説明します。

<例>
毎年5%の配当が付く投資信託があるとします。
これに100万円投資したとします。
10年後は・・・

【単利の場合】
100万円 + 100万円 × 0.05 × 10年間 = 150万円

【複利の場合】
1年後 : 100万円 × 1.05 = 105万円
2年後 : 105万円 × 1.05 = 110.25万円
3年後 : 11.25万円 × 1.05 = 115.76万円
10年後 : 155.13万円 × 1.05 = 162.89万円!!!

これが複利パワーです。10年でこの差です。

30年後は・・・

単利 : 250万円
複利 : 432万円!!!

投資信託で絶対にやってはいけないこと

前置きは終わりました。
ここでは、サラリーマンが投資信託で絶対にやってはいけないことを3つ解説します。

短期売買

上でも述べたとおり、投資信託は長期の資産形成を目的とした商品設計になっています。
国も国民の資産形成の柱の一つに位置付けています。

にも拘わらず、短期売買をするとどうなるでしょう?

  • 長期運用としてのメリット(時間的分散、複利パワー)を捨てることになる。
  • 手数料ばかりかかってしまい、結果、マイナスも・・・。
  • そもそも景気拡大(物価上昇)の波に乗れない。

下落時に購入を止める

これは、時間的分散によるリスク軽減効果を捨てることになります。
サラリーマンが投資信託を買う際は、毎月コツコツだと思います。

株価が下落しているから怖くなり、購入をしないというのは、時間的分散の恩恵を捨てることになります。この点は、以下の記事を熟読願います。

高利回りを目指す

そもそも投資信託は長期運用を前提としたローリスク・ローリターンの商品です。

にも拘わらず利回り15%とかを目指すのは徒労に終わるでしょう。

であれば、FXでもやってください。
お勧めしませんが・・・。

そして、バイナリーオプションは絶対にダメです。

まとめ

いかがでしょう?

投資信託はサラリーマンに最適です。

が、間違えた運用は禁物ですね。


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