【投資信託】投資信託のリスク
金融マンです。
投資信託は低リスクというイメージではないでしょうか?
いえいえ。決して低くはないです。
しかしながら、投資方法さえ間違えなければ、適切にリスクを低減できる素晴らしい商品です。
なぜなら、私がそれを実行しています。
リスクの低減方法が書いてある他の記事を読む前に、まずはこの記事で投資信託のリスクについて理解していただければと思います。
目次
そもそも投資信託のリスクとは?
あまり投資に馴染みの無い方は、こう考えないでしょうか?
リスク = 元本割れの可能性
これ、不正確です。
投資信託(に限りませんが)のリスクは、価格の変動幅やその変動のしやすさを言います。
どうゆうこと?
リスクが高いってことは、
損する確率が高いってことだよね?
はい。
価格の変動幅や変動のし易さが高いとどうなる?
儲かる可能性もあるけど、
損する可能性も高まるね。
そう!
それがリスク。
損益のバラツキの大きさを言うんです。
投資信託とリスクの付き合い方
では、投資信託では、このリスクをどう考えたらいいのでしょう?
投資信託は、長期運用に向いています。銘柄さえ間違えなければ、まず収益があがります。なぜなら、拡大し続ける(国がそうしている)経済成長を追いかけるからです。
そんな中で、投資信託と付き合うには・・・・・?
そうです!
損益のバラツキさえ減らせれば(=リスクを減らせれば)、当たり前に収益が出るのです!
当たり前ですね・・・。
投資信託のリスクは他の投資商品と比べてどう?
次に、投資信託のリスク(価格のバラツキ)を他投資商品と比べてみましょう。
こんなデータがあります。
下の表は、1985年から20年間の各年ごとの価格の変動幅です。
つまりリスクの大きさと考えていいです。
引用元:投資信託選びでいちばん知りたいこと(ランダムハウス講談社)
どうでしょう?
単年度で見ると投資信託は決してリスクが小さくはないと分かったのではないでしょうか?
投資信託のリスクの低減方法は?
それなら、投資信託を買う意味ないのでは?
そうではないです。
なぜなら、分散投資の投資信託なら、
長期投資のメリットを受けられるからです!
単年度で見れば、前述のように単体銘柄の株式とリスクは変わりません。
しかし、これを長期で見たらどうでしょう?
投資信託に含まれる各銘柄ごとに上がったり下がったりします。
これが毎年繰り返されます。
すると、長期運用している間に、全体としてはブレ幅(バラツキ)が小さくなるのです!
そうです!長期運用する間に、単体銘柄の株式ではありえない「ブレ幅の減少」が起きるのです!
そして、経済が国の方針によって拡大し続ける限り、投資信託は収益を出し続けるということになるのです!
まとめ
いかがでしょう?
まずは投資信託のリスクとその考え方についてご理解いただけたでしょうか?
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