株価下落の今、積立NISAで絶対にやってはいけないこと

金融マンです。
株価下落の今、積立NISAで絶対にやってはいけないことがあります。
これ、意外とみなさんやっちゃっています。
人生100年時代です。お金は大事です。
これを知らないと、はっきり言って積み立てている意味がないです。
これを読めば、あなたの資産運用は失敗しません。
目次
積立NISAとは
まずはNISAとは?
【NISAとは】
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
引用元:金融庁HP
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
要するに、税制優遇が受けられる個人向けの投資手法ということです。
では、積立NISAとは?
【積立NISAとは】
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています(対象商品についてはこちら)。
引用元:金融庁HP
要するに、NISAの積立版で、より「毎月コツコツ型」の人に向いていると言えます。
NISAで積み立てることの本当の意味
じつは、この積立ってのが重要です。

なぜ重要なの?

積立の目的は単なるコツコツ貯めるだけではなく、
ドルコスト平均法の効果を得るためなのです。

ドルコスト平均法?

↓こういうことね。
【ドルコスト平均法】
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなります。
引用元:AXA HP
このドルコスト平均法により、高値掴みを避け、また、時間的な分散が図れるということです。
例えば、4月に株価100円の株式を10,000円の投資金額で100株買えます。
そして、5月に株価200円になった場合は、同じ金額で50株買います。
さらに、6月に株価50円まで下がった場合は、同じ金額で200株買います。
ということは、3か月で30,000円の投資金額で350株(一株あたり86円)買ったことになります。
どうでしょう?4月に30,000円で300株買うよりお得ではないでしょうか?

5月に30,000円一気に投資すればいいのでは?

もちろん!
だが、それは難平買いといってリスクが高すぎます。
そして、常に相場をチェックする必要もありますよ。
積立NISAで絶対にやってはいけないこと
どうでしょう?
なんとなく、絶対にやってはいけないことが見えてきたのではないでしょうか?
【絶対にやってはいけないこと】

株価が下がったからと言って、積立を止めないで!
たとえば、上の例でいくと、安くなった6月の投資をストップするということです。
止めてしまうと、20,000円で150株(一株あたり133円)ということになります。
これって、積み立てている意味がないってことですよね?
とは言っても株価下落が怖い方へ
気持ちはわかります。

もっと下がるかと思うと投資やめたくなる・・・

そんな時はこう考えて。
ドルコスト平均法は損益分岐点を下げるという意味。
なので、既に投資したお金たちを助けるために積立し続ける!

ここでいう損益分岐点とは、
積み立てたNISAで利益が出る株価ね。
まとめ
いかがでしょう?
積立NISAを始めたなら、絶対に株価下落時でも積立(購入)を止めてはいけません。
むしろ増やしたいぐらいです。
↓合わせて読みたい。